平面バッフル P610A
たかが小さなフルレンジスピーカーユニットです。
平面バッフルで、箱にもなっていません。
一枚の板なんです。
16㎝くらいのスピーカーなんです。
たった一つだけのユニットで、2ウェイでも3ウェイでもありません。
容易に入手ができる日本製です。
一万円くらいのユニットです。
ところが、これがスッゴクいいんです。
とんでもなく、センスがよく
とんでもなく、上品な音色で響いています。
まったく上質な低音なんです。
ロックのCDとかを聴いても、全然、下品じゃないです。
ドラムの音も、ベースの音もまったく上品に響いてます。
ちょっと、想像できない領域の音響を、しております。
そのスケールを、はるかに上回った音響で、鳴っているんです。
とても、一万円のスピーカーの音とは思えません。
まさに絶品です。
まずは、このユニットがいいんです。
僕が愛用している中で、唯一の日本製のものです。
1970年ころの三菱、ダイヤトーンのP610Aです。
BTS規格っていうものなんです。
これが、実にいいユニットなんです。
ちょっと日本のメーカーのものじゃないような音をしています。
明らかに、ウェスタン、アルテック系の音色なんです。
よく当時、三菱は、こんないいスピーカーを作ったもんです。
愛車は輸入車です。
服は、イタリアのものが好きです。(下着の白のTシャツはユニクロ)
時計も輸入品です。
ひげそりも
音楽も、オペラがイタリア、を初め洋楽ばかりです。
カバンも、・・・
ケイタイも、もちろんiフォン
鼻毛キリも、もちろん・・・
ってな調子で、輸入品を愛用しています。
でも、P610Aだけは、日本製、三菱ダイヤトーン製なんです。
でも、やっぱりメインに使っているのはアルテックA4、アメリカ製です。
以前のブログに書きました。
・ALTEC A4です
これは、いったいどういうことなんでしょうか?
不思議な現象で、とてもお気に入りの日本製なんです。
で、この板が実は、ただ者じゃないんです。
P610Aに、いちばん合っている鳴らし方なんです。
たいていのスピーカーユニットは、箱に入れて響かせます。
その箱の力を借りてキレイに響くんです。
ところが、これは、ただの一枚の板なんです。
で、この平面バッフルは、実は頂きものなんです。
ある、お方が大切に保管してみえたものを頂戴しました。
このバッフルが実は、曲者なんです。
ちょっと、ふつうのバッフルじゃあ、ないんです。
実にキレイに響く板です。
この上品な音色の正体は、P610Aとこのバッフルのコンビネイションによります。
実にいいカップリングなんです。
どっちが、欠けても、この音響はでません。
で、見るからに、センスがいいんです。
これは、今年のグッドデザイン賞です。
M3もグッドデザイン賞ですが、この平面バッフルもグッドデザイン賞です。
何しろ、久しぶりにブログを書く気になってしまった分けですから、そうとうな
気に入りようです。
で、デザイン的にも、すっごくセンスがいいですし
音響的にも、すっごくセンスがいいんです。
とにかく気に入っています。
オーディオマニアの皆さん、ユニットは、P610Aが最高ですよ。
そんなにお金をかける必要はないですよ。
そんなにたくさんのお金をかける必要はなく、十分OKな音響が入手できますよ。
何しろ、アルテックA4と比較しても、そん色のない音響なんです。
スピーカーにたくさんお金をかけてる方々、これで十分OKですよ。
で、スケール感だけ、もう少し、って思ったら、アルテックA4しかないです。
で、今回は、初心に帰る、っていう様なお話でした。
シンプルイズベスト、っていう様なお話でした。
僕も、日本製も愛用しています、っていう様なお話でした。
一宮JCTから8分
土日は営業しています!
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