メイカーとしての資質
最近、このメガネにはまっております。
お店からのお願いで、ブランド名、店名はふせさせてもらいます。
ぼうヨーロッパのめがねブランドです。
これが実に、装着感がいいんです。
はめているフィーリングがもっともすぐれております。
今まで、あまり、メガネのことが分かってなかったようで
フレームの軽さとか、チタン製とか、特殊素材にばかり、こだわってました。
そうした所が、なんと、めがねって、それほど軽くなくても
鼻のところと、耳のところと、両サイドのはさみ具合がよければ
装着感がよく、軽いめがねよりも、軽く感じてしまうんです。
必ずしも、材質そのものが、軽くなくてもいいんです。
かつ、はめていることが、まったく気になりません。
で、チタンって、実は軽いんですが
調整がきかないので、装着感はダメなんです。
そんな意味では、かる~いチタンっていう材質は
必ずしもメガネに向いていません。
で、このブランドの、普通のセルフレームのメガネなんですけども
実に、変幻自在に、調節がきくんです
自分の顔の形に、ピッタンコになってしまうんです。
で、そのブランドの、直営店には、その調整ができる職人さんがみえます。
この、お方が、おみごとなんです。
で、無料でやってもらえるんです。
もともと、ハンドメイドのメガネを、さらに、オーダーメイドしていきます。
しかも、顔を見た瞬間に、作業が開始します。
何回も、何回も、顔には合わせません。
ほとんど、勘だけで、フレームを曲げ始めます。
それで、だいたい出来上がってきたところで、やっとかけてみます。
そのとき、すごい、かけやすいことに、いつもビックリです。
このめがねって、こんなかけ易かったんだあ、って驚きます。
実は、この直営店では、購入せずに
インターネットで、お安く入手して、知らずに使っていたものが、多々あります。
で、このメイカーのメガネであることは、一目両全なので
どこで買ったかって、ことは関係ないんです。
誰が見ても、メイカーは分かりますので
その時点で、すでに、アフターフォローの対象になってしまうんです。
で、実に、みごとに調整していってくれます。
しかも、メイカー直営店ですからって言って、無料でやってもらえるんです。
そのフレームの、もともともっていたポテンシャルを引き出します。
やっぱり、ヨーロッパのものを個人的にはたくさん使っておりますので
車もそうですが、その他の生活グッズもヨーロッパのものが多いです。
したがって、ヨーロッパの、製品、メイカーと接することになってしまいます。
そんな時、日本のメイカーとの、強烈な差を感じてしまいます。
日本のメイカーは、何かっていうと、すぐに保証書です。
で、保証書がないと、メイカーはいっさい責任逃れします。
例えば、車の場合ですと、保証書の名義変更がしてあるかどうか、です。
で、保証書の名義変更に、わざわざ12ヶ月点検が必要で
料金を請求されるんですが、約15,000円ほど必要です。
誰が見たって、どこのメイカーのものか一目両全なのに
ここまでしないと、保証の対象にしてもらえません。
で、BMWは、っていうと
ディーラーでエンジンオイルを交換するだけでOKです。
その瞬間に、もう、保証の対象になってしまいます。
BMWは、誰が見たってBMWの製品なんです。
だから、メイカーは決して逃げようとはしません。
もっと、責任とプライドをもっております。
ところが、日本のほとんどのメイカーが、保証継承っていうのが必要で
さらに、継承していない分に対しては、できるだけ逃げようとします。
例えば、ちょうど、今日あった例なんですけど
某メイカーの18年式の43,000kmのトラックなんですが
なんとエンジンがパーになってしまいました。
ディーラーの方は、まったく、やる気がありません。
確かに、エンジンオイルの交換は、ちょっとさぼり気味ですが
普通は、ここまでは、みごとに故障しません。
明らかに、メイカーが多少なりとも責任を感じていい例だと思います。
でも、けっきょく、保証継承がしていないということで、却下です。
で、ZIPPOっていうライターは、永年保証しております。
ZIPPOならば、ディスカウントショップで買おうが
ホームセンターで買おうが、どこで買ったのか、関係なしです。
もちろん、保証書のありなしも、関係なしです。
ZIPPOであることは、一目瞭然です。
これが、ほんとうのメイカーだと思います。
それに比べて、日本のメイカーっていうのは
ほんとうにメイカーと呼んでいいのでしょうか?
プライドをまったく感じません。
メイカーとしての資質はゼロだと思います。
その程度の、アフターフォローしかできないのなら
はたして、ほんとうの意味でメイカーと呼べるんでしょうか?
ただ、作っただけ。
つくりっ放しです。
日本のメイカーの企業理念はいったい何なんでしょうか?
「たくさん、もうける」でしょうか?
例えば、VOLVOっていう会社は
シートベルト、ABS、エアバックを発明しました。
でも、そのとき、特許をとりませんでした。
その理由は、「世界中の自動車に
この発明が生かされてほしい」、ということでした。
で、今、現在、ほんとうに、その願いは叶いました。
世界中の、ほとんどの車に、エアバック、シートベルト、ABSが付いています。
実に、しっかりとした企業理念のメイカーです。
あくまでも、安全性の高さを追求しております。
その点は、いいメイカーだと思います。
っていうようなわけでして、欧米型の企業と
日本の企業って、実は、かなりの差があります。
日本の中でしか通らない、かってな常識が多すぎる気がします。
やっぱり、ヨーロッパは、何かにつけ、すぐれている気がします。
やっぱり、世界で通用しないようなことは、通用しません。
一宮JCTから8分
土日は営業しています!
土日は営業しています!